第71回阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)予想
今年も例年以上に素質馬が揃いました。
毎年、このレースの予想では以下の点を注意して予想しています。2歳牝馬での阪神芝1600Mはかなりタフなコースになります。長く坂の直線、他競馬場に比べて洋芝を混ぜているため比較的時計がかかりやすい芝などがあり、距離延長組ではなく、距離短縮組もしくは前走マイルを中心に軸馬を探します。
2歳のこの時期は、まだ牡馬との力差が大きく、牡馬混合戦で切磋琢磨している牝馬を上位と捉えます。その点から軸馬を選定すると、ウーマンズハート、クラヴァシュドール、リアアメリアが残ります。
先ずはウーマンズハートからですが、夏の新潟は開催期間を通して馬場状態は良好に推移しており、直線が長く、平坦であることから上がり3ハロンのタイムは他競馬場に比べても出やすい傾向にあります。さらにスローペースでの上がり勝負のため、今回は3番手とします。
次にクラヴァシュドールですが、こちらは前走1分32秒台という高度計で、0.2秒差のサリオスは次週の朝日杯FSで1番人気を予想されています。その牡馬に0.2秒差は現時点では筆頭と言っていいぼとの実力で、軸1番手として上げたいところですが、2番手にしたいと思います。
本命は15リアアメリアです。まだ本気で走っていなく、恐らくは半分程度の実力しか出していないと思われます。その理由として、気性が激しい部分があり、パドックでも少し入れ込み気味、レース中も少しかかり気味になっています。前走・前々走共にそういった部分があるため、スタートはかなりそろっと出しているように思われます。
気性が激しい馬の扱いに関して、中内田厩舎は上手に調整するというシメージがあります。詳しくは分かりませんが、馬術の技術をたくさん取り入れており、馬の気性をコントロールする調教方法が他厩舎に比べてレベルが高いのでは、考えています。それと、今までG1で善戦ばかり繰り返していた川田が遂に、先週G1を勝ったことで、一度勝つとポンポンと且つ傾向もあるため、以上の観点からここは本命にしたいと思います。
相手は先程上げた2頭+非常に距離短縮組ではありますが、非常に大人びた馬体をしているレシステンシアまで流したいと思います。
単勝 15リアアメリア
馬連 15-3.4.10
阪神ジュベナイルFはメイクデビューでもご覧頂けます。ご来店お待ちしております。